【レビュー】不具合だらけの問題児。【13インチ MacBook Pro2020 上位モデル】
先日アップデートが来て不具合が解消された13インチ MacBook Pro2020の紹介です。
勇気を出して初めて購入したノートPCだったので、不具合の報告が相次いだときは本当に残念でした。
実際に不具合と直面することも多く、動画を見ているだけでファンの回転が止まらなくなり熱暴走したり、スリープ明けで強制再起動が生じたりと悩まされる毎日でした。
返品や下取りの方法を探し始めていた頃でしたが、アップデートを待っていて良かったです。
これまで手がかかった分、不具合が解消されてからは逆に愛着が湧いてきています。
こういうトラブルも乗り越えるといい思い出なのかもしれません。
PCについて詳しい訳ではないので専門的な所はお伝えできませんが、使用感等を記事にできたらと思います。参考になれば幸いです。
外観・素材感
スペースグレイのアルミボディがやはりとてもカッコいいです。
このデザイン性はMacBookの大きな魅力だと思います。
ただ個人的にアルミの触り心地が苦手なことと、触った時に跡がついたり、置いた時に汚れたりするのが嫌だったのでスキンシールを貼っています。
旧モデルは左側のみの搭載でしたが、今作の上位モデルからThunderbolt端子が両側に搭載されました。地味ですが、コードの取り回しがとても楽になったのではないでしょうか。実際に使っていて、片方だけだと不便だったと感じる場面は少なくないです。
あまり芳しくない意見が多かった印象のTouch Barも結構気に入って使っています。
Pock(ダウンロードはこちらから)というアプリを使ってDockの内容をTouch Barに反映しているので画面が広く使えています。
内容も好みの内容に設定できるので、無料なので興味がある方は試してみて下さい。
視覚的にもカッコいいのでお気に入りです。
そして多くの人が待ちわびたシザー式のキーボード。
サクサクとした押し心地が心地いいです。矢印キーが凸字型になったのも嬉しいマイナーチェンジです。
あとこれは最近気がついたのですが、MacBook Air2020と比較するとわずかにトラックパッドが大きいみたいです。言われてみないと気付かない程度ですが、大きいに越したことはないので少し得した気分です。
付属品
しかし、付属の充電器は使い辛い印象です。
61Whの高速充電に対応とのことですが、必要以上に大きいように思います。外で作業することが多いので、かなり持ち運びが不便です。
電源タップも占領してしまい扱いづらいです。
推奨こそされていませんが他社製品で2回り近く小さいものがあるみたいです。どうしても使い辛いようだったら購入検討してみようと思います。
安い出費ではないので、付属品の充電器は扱いやすいものにして欲しいですね。
スペック
スペックは画像の通り。上位モデルの吊しをそのまま購入。
188,800円(税別)。
間違いなく人生で一番高い買い物をしました。
このスペックを選んだ理由
MacBook AirやMacBook Proの下位モデル、他社製品など選択肢は色々ありました。
その中から今回このスペックにしたのは以下の理由です。
- 動画編集や音源作成、プログラミングなどの重い作業に対応
- 持ち運びのしやすい13インチ
- 使い慣れたApple製(プログラミングする上でも都合が良かった)
- 予算は20万円
高額な買い物だったので、どのPCを購入するかはとても迷いました。
結果的に1番重要なのは予算を設定する事だったと思います。
PCの買い物は、値段を積めば積むほど良いものが手に入ります。
作業は速ければ速いほど良いですし、スペックが高ければやれることも増えるので「高い=良い」で考えていました。
そこで生活に困らないラインを設定して「どれだけお金が使えるか」で最初に予算を立てました。線引きをしないと際限がなくなってしまうので、そこは割り切らないと死んでしまいます。用途や目的も明確になってきて、精神的にも覚悟が決まるので、金銭的な限界を考えるのは大切だと思いました。
最初は「予算いっぱいでは高い」と感じました。これは予算の設定が誤っていると思い、なぜ高いと感じるのかを考えて再度予算を検討しました。
僕はこれを繰り返して今のスペックに落ち着いています。
できればメモリは上げたかったですが、予算を超えてしまうので諦めました。
MacBookの情報はYoutubeで配信されている方々の動画を見て集めていました。
コメント欄には同じように迷っている人が大勢いて、勝手ながら親近感が湧いたことを覚えています。悩んでしまうのはとてもよく分かります。
もし予算が決まらない方がいましたら、ぜひ用途をもう一度考えてみてください。「用途が定まらない」のであれば急いで購入するのは勿体ないように僕は思います。
半年後には12インチや14インチが出るなんて噂もあるので、今現在必要にかられていない人が慌てて買うと「損をした」と思ってしまうかもしれません。
後続が出るまでの半年間、PCが使えることを得に思えるなら後悔せずに買い物ができると思います。
もし購入を迷っているなら、周りの人に意見を聞いてみるのも良いと思います。
その人の意見を聞いてみて自分がどう思うかを知ることは、潜在的に既に決めている選択肢の存在に気付かせてくれたりします。
僕は優柔不断なので迷ったらこの方法をよく使っています。
せっかく高い買い物をするなら気持ちのいい買い物がしたいと誰でも思うはずです。
大分考え方が偏っていますが、購入を迷っている方の参考になれば幸いです。
お節介でなければ良いのですが、ぜひ参考までに。
使用感
アップデート前
アップデート前は 後ろで動画を流しながらパワポを動かしているだけで、ファンが回り始めて本体が熱を持つことが多々ありました。
ノートPCを使うのが初めてだったこともあり、最初はこんなものか程度にしか思っていませんでしたが徐々に不審な挙動が多くなり詳しく調べてみるに至りました。
僕が確認した不具合は覚えている限り以下の通りです。
- ファンの不調による熱暴走
- スリープ明けの強制再起動
- USBハブ等の認識不良
- Touch Barのフリーズ
- iCloud共有の途中停止
何度かAppleサポートセンターに電話をかけて対処法を伺ったりもしました。
サポートセンターの方はとても親切な対応でした。何度かけても嫌な素振りを見せず対応して頂けてとても好印象だったのを覚えています。
しかし、どれも一時的に動作が改善されるだけですぐに再発してしまう状況でした。
これまで使用していたiMacではこのようなことはなかったので新しいCPUに原因があるのかなど色々考えましたが、素人に手を出せる範疇ではなかったのでAppleを信じて待つ事しかできませんでした。
アップデート後
アップデート後、4日程経過しましたが今のところ上記のような不具合は生じていません。
全体的に動作も早くなり、ちょっとした動作でカクついたりすることもなくなりました。
詳しいことは分かりませんが、今回のアップデートでsafari等のセキュリティも上がったそうです。
今後のアップデートや、新OSもこの調子で頑張って欲しいですね。
まとめ
問題児だったMacBook Pro2020がようやく手に馴染んできたようで嬉しく思っています。
「当たり前のことができるようになっただけ」と言われてしまうとその通りなのですが、手がかかると愛着が湧いてしまう単純な性格です。MacBookは1番使うものであり、すっかりお気に入りになってしまいました。
これまではあまり活躍させてあげられなかった分、これからはどんどん使っていってあげようと思います。
MacBookのレビューをしてみて思ったのですが、付属品やアプリのレビューをするのも面白いのかもしれません。アクセサリや常駐アプリにも少し拘りがあるので、近いうちに紹介させて頂ければと思います。