【レビュー】MacBookと合わせて買いたい。ノートPC保護グッズ3選。
MacBook Air/Proの2020モデルが登場してから、数ヶ月が経ちました。
▼MacBook Pro2020購入の記事はこちら▼
MacBookも最近は安価になっていますが、それでも他社製品と比較するとまだまだ高価な印象です。
▼同程度のスペックのPCと比較しても高価な様子▼
※筆者はPCについて詳しくないので、他サイトを引用しています。
せっかく高価なPCを購入したのに、画面にキズがついたり、手脂でキーボードがテカテカになっていくのはどうしても耐えられません。
汚れていくのを見るのは精神的にも辛いですが、現実的な話をすると買取に出す際にも少しでも綺麗な方がランクが上がって良い値段がつくものだと思います。
▼状態によって買取ランクが変動する例▼
何はともあれ、お気に入りのものはいつまでも綺麗に使っていきたいものです。
ということで、今回はMacBookを綺麗に使い続ける為に購入したアイテム3選をご紹介していこうと思います。
スキンシール
今回購入したのはこちらの商品。
「スキンシール」については賛否両論あると思います。
言いたいことは分かります。
MacBookのデザインは洗練されていてシンプルでとても格好いいので、それを隠してしまうのはどうしても気が引けます。
しかし、どうしてもMacBookの手触りが苦手で表面を撫でときの感触を変えたいと思っていました。これは完全に個人的な意見なので、あまり参考にならないかもしれません。
しかし、触り心地意外にもスキンシールを実際使ってみてその機能性の高さに気付いたので共有していきたいと思います。
直接ゴミが付着するのを防ぐ
まず、表面(特に底面)が直接汚れてしまうのを防ぐことができるという点でとても優秀です。
僕はMacBookの裏にMOFTという超薄型PCスタンドを装着しています。スタンドは収納時には折り畳まれていますが、展開したときにスタンドとして機能します。
この時に机の上のゴミを吸着してしまい、折り畳んだ際にPCの底面に吸着してきたゴミが付着してしまっていることに気付きました。
しかし、スキンシールを貼っておけば、MOFTについたゴミがPCに直接付着することがないので安心して使うことができますね。PCスタンドは様々な種類のものが発売されていますが、MOFTとの相性は中々良いのかもしれません(MOFTの吸着も全く問題ないです)。
パームレストの汚れを防げる
2つ目にスキンシールの種類によってはパームレストもカバーできるのが良い点だと感じます。掌というのは汚れやすい部位ですし、長い間掌が触れている場所に一枚挟むことでかなり綺麗に使用することができていると感じています。
スキンシールの購入を考えている方は、ぜひパームレストもカバーしているものを選ぶのをおすすめします。
好きなデザインに寄せられるので愛着が湧く
周りにもMacBookを使っている人は多くいますが、誰ともデザインが被らないというのが個性的で気に入っています。
好みもあるかもしれませんが、「ウチの子」といった感じでとても愛着を感じています。
ちなみにこのデザインを選んだ理由は、「MacBookでやりたいことをやる」という意味合いで玩具箱的なデザインを意識してみました。
デザイン的にはとても気に入っていてモチベーションも上がるのですが、人前でプレゼンしたりする時にちょっと恥ずかしさを感じたりもします。
仕事でPCを使うという人はあまりポップなデザインにすると自分の様な思いをするかもしれません。それぐらい購入する前に気付けという話ですが。
MacBookはスキンシールの種類もとても豊富なので一度ぐらい試してみるのも良いかもしれませんね。
気になる点
とはいえ気になる点もあります。
まず貼るのがとてつもなく難しいです。
貼り方の動画を参考にして貼りましたが、それでもずれてしまいます。
wraplus for Macbook Air 13インチ 【ガンメタリック】スキンシール 貼り方説明
シールの作りがしっかりしている為に、少し引っ張るとシールが伸びてしまうのがズレの原因なのかと思っています。
サイズ感もピッタリなものが多いと思うので、何とかして綺麗に貼る方法を見つけたいですね。
あとは排熱とかにも少し影響があるのでしょうか。
体感する程の差はありませんが、多少の影響はあるのかもしれません。
光沢画面保護フィルム
購入したのはこの商品。
画面フィルムについては購入しない理由はないかと思っています。
とても安価ですし、画面の汚れはパフォーマンスに直接影響するのでMacBookに限らずノートPCを使う上で個人的には必須のアイテムです。
貼っていても全く気にならない
画面フィルムには種類があるので、今回使用したフィルムの使用感を紹介したと思います。
今回は安いということと、できる限り液晶に与える影響が少ない光沢フィルムを選びました。
非常に画面が綺麗に見えるという点が光沢フィルムの特徴だと思います。
貼っていない時とほとんど印象が変わりません(貼るときに貼れたかどうかわからなかったぐらいには印象が変わりません)。
キズや汚れから液晶を守れる
強い衝撃から守れるわけではありませんが、液晶が剥き出しではないという点はやはり安心感があります。
最も力を発揮するのは画面についた汚れを拭き取るときだと思います。
どんな素材のもので拭いてたとしても、多かれ少なかれ必ず液晶に傷は残ります。
そしてそれは使っていくほど蓄積していくものなので、最初は気にならなくても必ず目に見える形で現れてくるものです。
さらに出先であればどうしてもティッシュなどの手頃なもので液晶についてゴミを払いたいと思う機会があるはず。そういったときに気軽にゴミを払えるのはとても使いやすいと感じました。
ゴミは残しておけば、大きなキズの原因にもなりかねないので気軽に対処できるのは嬉しいですね。
気になる点
唯一気になる点をあげるとすると、光沢フィルムは反射がキツイという点です。
画面が消えている状態ではもちろん、画面内の色が濃い部分には確実に映り込みが生じてしまいます。あまりスマートではないですね。
次回購入の際は、ブルーライトカットやアンチグレアのフィルムも選択肢に入れてみようと思います。
それぞれ良し悪しがあると思うので、ここは使用者の好みに依ると思います。
ちなみにブルーライトカットやアンチグレアのフィルムは機能性が高いですが、液晶の美麗さが損なわれるというデメリットがある様です。
参考までに。
キーボードカバー
今回購入したのはこちら。
オススメは断然クリア。
キーボードにはバックライト機能があるので、これを邪魔しないクリア素材のものを選びました。
選択する際はESCキーまでカバーされているか、十字キーの形は対応しているか、Touch barに対応しているかなどを注意すると良いと思います。
以前使っていたMacのMagic Keybordがとても汚れやすかったことと、知人のMacBookのキーボードが手脂でテカテカしているのを見て、キーボードの汚れはできるだけ防ぎたいと思っていました。
キーボードはウェットティッシュ等で拭くとある程度綺麗になりますが、それでも新品同様とはいきませんし、何より定期的にキーボードを拭くのはかなり手間がかかります。
キーの隙間にゴミが入れば故障にもつながりますし、汚れない様に拘っても良いところだと思いました。
とにかくキーボードを汚れから守ってくれる
購入後すぐに装着したので一度も素手でキーボードを触ったことがありませんが、今のところ新品同様の綺麗さを維持できていると感じています。
実際にキーボードカバーを確認してみると、しこたま汚れているのが見て取れます。
汚れているのが可視化されるので気にはなりますが、丸洗いできるのでそんなに手間はかかりません。
それよりもこれだけの汚れからキーボードを守ってくれたという実感の方が強いので、つけていて良かったと心の底から感じています。
打鍵音の消音化
これは意外な効果でしたが、キーボードカバー をつけることで打鍵音が抑えられるみたいです。
元々タイピングが強い方ではなかったので気になりませんでしたが、周りの人に迷惑をかけないとというのは良いですね。
また、静かな場所で作業するときに気にならなくなるのも気持ち的に安心するかもしれません。
気になる点
1番気になるのはキーボードカバー の汚れが画面に付着してしまう点です。
MacBookが極力無駄を省いた製品なので、画面を閉じた際にほとんど隙間がない構造になっているのだと思います。
それゆえに非常に薄いキーボードカバー であっても画面に干渉してしまい、汚れが移ってしまうみたいです。
普通に使っていても気になるぐらいはっきりと移ってしまうので、これは対策をしたいところです。キーボードカバー を使うのであれば、保護フィルムの併用は必須ですね。
今はこまめにキーボードカバー を洗うことしかできていませんが、何か対策があるのでしょうか。
気になる方も多いかもしれませんが、打鍵感の変化は意外と気になりませんでした。
もちろん何も装着していないときと違いはあるのですが、カバーそのものが薄いので感触的にはつけていても気持ちが良く、特別に打鍵感が失われるという印象はなかったです。
その他
僕が購入したアイテム以外にもMacBookを保護するアイテムはあります。
それぞれ用途や好みに合わせて使い分けしていくのがベストだと思います。
ハードシェルケース
今回紹介した商品の中ではスキンシールの代わりになる商品です。
スキンシールよりもハードに衝撃に耐えることができ、かつデザイン面もこだわることができるというのが長所になるのではないかと思います。
しかし、本体のサイズが一回り大きくなってしまうことと、排熱に影響が生じること、物によってはUSBに干渉する為使いにくくなることを考慮して今回は購入を見送りました。
トラックパッド保護シール
トラックパッドもかなり指が触れる部位ではあるので、保護シールが販売されています。
トラックパッドも使用が嵩むと汚れてくるそうなので、使用したいと思っているのですがスキンシールで心が折られて、上手く貼る自信なかったので今回は購入を見送りました。
反応等に影響が生じないのであれば購入検討したいと思っています。
スリーブケース・PCバッグ
持ち運びする際にPCバッグがあると強い衝撃にも耐えることができますし、スキンシールやハードシェルケースと違って、USBポートを保護できたり、防水性を確保したりすることができます。
PCを裸で持ち歩く機会がなくなるというのは、それだけで破損や故障の機会が減ると思うのでこちらも合わせて購入するのがオススメです。
僕も以前の記事で格安PCバッグの紹介をしているので、良かったらこちらもご確認ください。
▼以前PCバッグを紹介した記事はこちら▼
まとめ
今回は独断と偏見によるPC保護グッズ3選を紹介させて頂きました。
気になる点や重視する点が人それぞれ違ってくるので、購入するべき商品は変わってくると思いますが、大切なPCを保護するという工夫や発想を持つことはとても大切なことだと思います。
大事な相棒を1秒でも長く使っていくために、工夫をしていきたいですね。
参考
面白いことに同じことを目的としていても全く違う結論に至った人もいます。
以前PC周辺機器を探しているときに見つけた記事なのですが、「MacBookに保護フィルムとキーボードカバー が不要な理由」を論理的に解説している記事になります。
すごく斬新な考え方で説得力もあるので、読んでいてとても面白い記事でした。
興味のある方は参考までに。
商品URLまとめ
スキンシール
光沢画面保護フィルム
キーボードカバー
【レビュー】シンプルで高コスパ。PC保護に特化した万能PCバッグ。【Rise ノートパソコンケース 13.3インチ】
以前紹介した愛機13インチ MacBook Pro 2020ですが、僕は出先の作業が多いので耐久・耐水性に優れたPCケースを探していました。
▼以前紹介したMacBook Proの記事はこちら▼
普段使っている3wayバッグはクッション性があって耐久性には優れているのですが、レザー仕様のため、耐水性に優れているとは言えません。
今のままでは一度雨でずぶ濡れになるだけで何もかも失う事になりかねないので、早めに対策を講じました。
▼普段使っているHILLSIDEの3wayバッグのレビューはこちら▼
出先ではバッグからPCだけ出して移動することもあるので、裸で持ち歩くのは怖い。
充電器・イヤホン・メガネといった周辺機器をバラバラに持ち歩くのも不格好だと感じていましたので、その全てを解決できるPCバッグに頼る事にしたという転末です。
そんな中出会ったのがこちらのPCバッグ。
非常にシンプルな作りのPCケース。
周辺機器を入れることができるポケットも付いています。
このバッグだけで持っていても気にならないデザインで、セカンドバッグの様に使うことができそうです。
そして1番驚きなのがその値段。なんと¥1,780(税込)。2,000縁を切ってくるとは驚きです。手が出しやすくお財布に優しい価格設定です。
今回は通販ショップRiseで購入した『ノートパソコンケース 13.3インチ』についてレビューしていきたいと思います。
基本情報(外観・素材感)
生地については記載が見当たりませんでしたが(どこかにあったらすみません)、恐らく高密度のナイロン生地だと思います。
重量は約340gと非常に軽量。悪くいうと安っぽくも感じます。
ロゴ等の装飾もなく、極限までシンプルな作りになっています。
裏側には何もないです。使いやすくてありがたいですね。
手触りは滑らかというよりは少しザラついた感触。
かなりしっかりとしていて、爪などで引っ掻いても傷一つ付きません。
楽天市場の画像にはハサミを突き立てている画像がありました。特別に厚い生地という訳ではありませんが、かなり耐久性は高そうです。
また表面には撥水加工がされているので、水につけたりしない限りは浸水することもなさそうです。
ファスナーも中のPCを傷つけないフラットファスナーを採用していて、大事なPCを守ことを相当に重視している商品です。
コンシール加工もされているので見た目も統一感があっていいですね。防水加工にも追い風になりそうです。
多様なサイズ・カラーバリエーション
(参照 :https://item.rakuten.co.jp/auc-risecreation/r0059/?s-id=ph_pc_itemname)
サイズバリエーション
この商品はMacBook専用ではないので多様なサイズバリエーションが用意されています。
- 11.6インチ : たて約22.5cm×よこ約32.5cm×幅約2cm
- 13.3インチ : たて約24.5cm×よこ約34.5cm×幅約2cm
- 14.0インチ : たて約26.5cm×よこ約38cm×幅約2cm
- 15.6インチ : たて約28cm×よこ約41cm×幅約2cm
サイズは内寸なので参考までに。
マチは全て統一された約2cmなので、PCの厚みが2cmを超えてしまう場合には1つ上のサイズの使用を推奨していました。
ちなみに13インチ MacBook Pro 2020は13.3インチでピッタリという印象。
中はほとんどアソビがありません。
カラーバリエーション
この商品のカラーバリエーションは全6種。
- ブラック
- グレー
- ネイビー
- ブルー
- ピンク
- ダークグレー
(実際の色は商品サイトからご確認ください)
カラーバリエーションが豊富なのは購入者としては嬉しいですね。
普段使っているものと統一感を持たせたり、PCと合わせてみたりとコンビネーションを考えるだけで楽しくなります。
今回はPCの色と合わせてダークグレーを購入。
落ち着いた雰囲気で使いやすそうです。特別に高級感があったりはしませんが、値段の割にはクオリティが高いと感じています。
2つの収納
それでは内装とポケットについて紹介したいと思います。
メインポケット
まずはPCを収納するメインポケット。
サイズ感は先ほど述べたとおり13インチMacBook Proにピッタリです。
内部は裏起毛になっていてPCを優しく包み込んでいます。
この裏起毛としっかりとしたクッションのおかげでPCの保護面に関しては非常に安心感があります。
肉厚な生地になっているので見た目よりずっと保護性能は高いと思います。
ただPCを入れるとほぼ余りがないのでついでに何か入れたりするのは難しいかもしれません。ここはPC専用の収納ですね。
フロントポケット
フロントポケット内は起毛はありません。ここまで起毛になっているとかなりのボリューム感になってしまうので妥当かなと思います。
底はPCバッグの底と同様なので、深さは十分だと感じています。
ファスナーは表面には出ておらず、若干隠れています。外から見て目立たないのはデザイン的に優れている様に思います。
気になる点
気になる点はたった1つ。
PCを入れると外側のポケットにものがほとんど入らないという点のみです。
メインポケットにPCをいれてしまうと、外側のポケットにものをほとんど入れることができません。というのも外側のポケットにはほとんどマチがないため、少しでも高さのあるものを入れると相当窮屈な印象になります。
例えばMacBook Pro付属の充電器。
かなり生地が引っ張られているのが分かると思います。
横から見るとこんな感じ。
少し分かりづらいですが、個人的にはかなり無理があると感じました。
(これに関しては大きい充電器を作ったAppleが悪い様な気もしています)
次にiPhoneの充電器。ほぼコードなのでかなり小ぶりですが…。
小さいものでも高さがあると、どうしても目立ってしまいます。
この後Zoffのメガネケース等も試してみましたが、同様にかなり目立ってしまう結果となりました。
外側のポケットにものをたくさん入れたいと考えている方は、本来のPCの大きさよりもワンサイズ大きめのものを購入するのがいいかもしれません。
この状態でも大丈夫という方もいると思うので画像は参考までに。
そもそもポケットに大きなものを入れない人にとっては特に気にならない問題だと思います。
欠点の少ない良い製品だと思います。
まとめ
非常にクオリティが高く、非の打ちどころがない良い商品だと思いました。
一番の長所は価格だと思います。
この値段でありながら、非の打ちどころがない性能で多くの人が使える
非常に満足度の高い商品だと感じました。とにかく安い。
ただこのPCケースの使用を見送らなければならない理由が生じてしまいました。
僕が普段使っているHILLSIDEの3wayバッグにはPCポケットがついていて、PCケースに入れたままこのポケットにしまおうと考えていたのですが、
全然入りませんでした。
サイトに表示されている内寸的に生地の厚みを足しても入ると思っていたのですが、クッションが思いの外しっかりとしていたので全然入りませんでした。
完全に僕の計算ミスです。悔しい。
この商品の問題ではありませんが内寸の表示を参考にすると僕の様に致命的な計算ミスを犯す恐れがあるので購入の際にはくれぐれもご注意ください。
デザイン性や機能性の高さから、例えフロントポケットにものが入らなくても使っていこうと考えていたのですがバッグに入らなければ持ち運べません。悲しいですね。
レビューを書いたら貰えるおまけ
購入後に楽天市場内にレビューを書くと
- マイクロファイバー傘カバー
- アルミスプーン
の何かがプレゼントされるキャンペーンが行われています(2020.7.27現在)。
僕もレビューを書いてマイクロファイバー傘カバーを貰いました。
少し得した気分です。
バッグの中が折りたたみ傘で濡れてしまうのは気にかかっていたところなので、積極的に使ってみようと思います(デザインが少しポップすぎる気もしますが)。
ペットボトルなんかも入りそうなので、これからの季節に重宝するかもしれません。
まさかおまけだけ継続使用する事になるとは思いも見ませんでした。
購入後お時間ある人はレビューを書いてみてはいかがでしょうか。
オンライン販売URL
今回のレビューとは関係ありませんが、楽天市場の販売ページって凄く見辛いですよね。Amazonの様にシンプルにした方が商品購入のハードルも下がると思うのですが。
改善されることを密かに願っています。
【レビュー】不具合だらけの問題児。【13インチ MacBook Pro2020 上位モデル】
先日アップデートが来て不具合が解消された13インチ MacBook Pro2020の紹介です。
勇気を出して初めて購入したノートPCだったので、不具合の報告が相次いだときは本当に残念でした。
実際に不具合と直面することも多く、動画を見ているだけでファンの回転が止まらなくなり熱暴走したり、スリープ明けで強制再起動が生じたりと悩まされる毎日でした。
返品や下取りの方法を探し始めていた頃でしたが、アップデートを待っていて良かったです。
これまで手がかかった分、不具合が解消されてからは逆に愛着が湧いてきています。
こういうトラブルも乗り越えるといい思い出なのかもしれません。
PCについて詳しい訳ではないので専門的な所はお伝えできませんが、使用感等を記事にできたらと思います。参考になれば幸いです。
外観・素材感
スペースグレイのアルミボディがやはりとてもカッコいいです。
このデザイン性はMacBookの大きな魅力だと思います。
ただ個人的にアルミの触り心地が苦手なことと、触った時に跡がついたり、置いた時に汚れたりするのが嫌だったのでスキンシールを貼っています。
旧モデルは左側のみの搭載でしたが、今作の上位モデルからThunderbolt端子が両側に搭載されました。地味ですが、コードの取り回しがとても楽になったのではないでしょうか。実際に使っていて、片方だけだと不便だったと感じる場面は少なくないです。
あまり芳しくない意見が多かった印象のTouch Barも結構気に入って使っています。
Pock(ダウンロードはこちらから)というアプリを使ってDockの内容をTouch Barに反映しているので画面が広く使えています。
内容も好みの内容に設定できるので、無料なので興味がある方は試してみて下さい。
視覚的にもカッコいいのでお気に入りです。
そして多くの人が待ちわびたシザー式のキーボード。
サクサクとした押し心地が心地いいです。矢印キーが凸字型になったのも嬉しいマイナーチェンジです。
あとこれは最近気がついたのですが、MacBook Air2020と比較するとわずかにトラックパッドが大きいみたいです。言われてみないと気付かない程度ですが、大きいに越したことはないので少し得した気分です。
付属品
しかし、付属の充電器は使い辛い印象です。
61Whの高速充電に対応とのことですが、必要以上に大きいように思います。外で作業することが多いので、かなり持ち運びが不便です。
電源タップも占領してしまい扱いづらいです。
推奨こそされていませんが他社製品で2回り近く小さいものがあるみたいです。どうしても使い辛いようだったら購入検討してみようと思います。
安い出費ではないので、付属品の充電器は扱いやすいものにして欲しいですね。
スペック
スペックは画像の通り。上位モデルの吊しをそのまま購入。
188,800円(税別)。
間違いなく人生で一番高い買い物をしました。
このスペックを選んだ理由
MacBook AirやMacBook Proの下位モデル、他社製品など選択肢は色々ありました。
その中から今回このスペックにしたのは以下の理由です。
- 動画編集や音源作成、プログラミングなどの重い作業に対応
- 持ち運びのしやすい13インチ
- 使い慣れたApple製(プログラミングする上でも都合が良かった)
- 予算は20万円
高額な買い物だったので、どのPCを購入するかはとても迷いました。
結果的に1番重要なのは予算を設定する事だったと思います。
PCの買い物は、値段を積めば積むほど良いものが手に入ります。
作業は速ければ速いほど良いですし、スペックが高ければやれることも増えるので「高い=良い」で考えていました。
そこで生活に困らないラインを設定して「どれだけお金が使えるか」で最初に予算を立てました。線引きをしないと際限がなくなってしまうので、そこは割り切らないと死んでしまいます。用途や目的も明確になってきて、精神的にも覚悟が決まるので、金銭的な限界を考えるのは大切だと思いました。
最初は「予算いっぱいでは高い」と感じました。これは予算の設定が誤っていると思い、なぜ高いと感じるのかを考えて再度予算を検討しました。
僕はこれを繰り返して今のスペックに落ち着いています。
できればメモリは上げたかったですが、予算を超えてしまうので諦めました。
MacBookの情報はYoutubeで配信されている方々の動画を見て集めていました。
コメント欄には同じように迷っている人が大勢いて、勝手ながら親近感が湧いたことを覚えています。悩んでしまうのはとてもよく分かります。
もし予算が決まらない方がいましたら、ぜひ用途をもう一度考えてみてください。「用途が定まらない」のであれば急いで購入するのは勿体ないように僕は思います。
半年後には12インチや14インチが出るなんて噂もあるので、今現在必要にかられていない人が慌てて買うと「損をした」と思ってしまうかもしれません。
後続が出るまでの半年間、PCが使えることを得に思えるなら後悔せずに買い物ができると思います。
もし購入を迷っているなら、周りの人に意見を聞いてみるのも良いと思います。
その人の意見を聞いてみて自分がどう思うかを知ることは、潜在的に既に決めている選択肢の存在に気付かせてくれたりします。
僕は優柔不断なので迷ったらこの方法をよく使っています。
せっかく高い買い物をするなら気持ちのいい買い物がしたいと誰でも思うはずです。
大分考え方が偏っていますが、購入を迷っている方の参考になれば幸いです。
お節介でなければ良いのですが、ぜひ参考までに。
使用感
アップデート前
アップデート前は 後ろで動画を流しながらパワポを動かしているだけで、ファンが回り始めて本体が熱を持つことが多々ありました。
ノートPCを使うのが初めてだったこともあり、最初はこんなものか程度にしか思っていませんでしたが徐々に不審な挙動が多くなり詳しく調べてみるに至りました。
僕が確認した不具合は覚えている限り以下の通りです。
- ファンの不調による熱暴走
- スリープ明けの強制再起動
- USBハブ等の認識不良
- Touch Barのフリーズ
- iCloud共有の途中停止
何度かAppleサポートセンターに電話をかけて対処法を伺ったりもしました。
サポートセンターの方はとても親切な対応でした。何度かけても嫌な素振りを見せず対応して頂けてとても好印象だったのを覚えています。
しかし、どれも一時的に動作が改善されるだけですぐに再発してしまう状況でした。
これまで使用していたiMacではこのようなことはなかったので新しいCPUに原因があるのかなど色々考えましたが、素人に手を出せる範疇ではなかったのでAppleを信じて待つ事しかできませんでした。
アップデート後
アップデート後、4日程経過しましたが今のところ上記のような不具合は生じていません。
全体的に動作も早くなり、ちょっとした動作でカクついたりすることもなくなりました。
詳しいことは分かりませんが、今回のアップデートでsafari等のセキュリティも上がったそうです。
今後のアップデートや、新OSもこの調子で頑張って欲しいですね。
まとめ
問題児だったMacBook Pro2020がようやく手に馴染んできたようで嬉しく思っています。
「当たり前のことができるようになっただけ」と言われてしまうとその通りなのですが、手がかかると愛着が湧いてしまう単純な性格です。MacBookは1番使うものであり、すっかりお気に入りになってしまいました。
これまではあまり活躍させてあげられなかった分、これからはどんどん使っていってあげようと思います。
MacBookのレビューをしてみて思ったのですが、付属品やアプリのレビューをするのも面白いのかもしれません。アクセサリや常駐アプリにも少し拘りがあるので、近いうちに紹介させて頂ければと思います。