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「もの」が生活を豊かにする

【レビュー】美麗なフォルム。圧倒的書きやすさ。至極の一本。【カキモリ ローラーボールペン】

キモリさんのローラーボールペン、購入してしまいました。

 

 

少し値段が高いので購入を躊躇っていましたが、届いた商品を見てそんな気持ちは吹き飛びました。 

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 最ッ高にカッコイイですね。

 

今回はオリジナル顔料インクも合わせて購入したので、こちら2つの商品についてレビューしていきたいと思います。 

 

 

学生さんには少し高額かもしれませんが、勉強が捗ると思うので個人的にはイチオシですし、社会人の方も場所を選ばずに使うことができる汎用性の高いボールペンなのでこだわりの一本を持ちたいという方には非常にオススメです。

 

その他「文房具や持ち物には拘りたい」、「お気に入りの1本を大切に使いたい」、「大切な人へのプレゼントに」と考えている方など、色々な人に心からおすすめできる商品です。 

 

 

※あくまで個人の感想・レビューになります。購入は自己責任でお願いします。

 

 

 

 

購入に至った経緯

僕は普段安いボールペンを一本だけカバンに突っ込んで、メモを取ったり思考を整理したりするのによく使っていました。

 

しかし、安いボールペンだと何本買ってもすぐに失くしてしまい、必要なときにボールペンが無いなんてこともしばしば。失くしては買い換えるというのも、罪悪感を感じるのであまり心地の良いものではありません。

 

この負のループを脱却すべく、相棒となるような一本を大事に使おうと決意。そんな中出会ったのがこのボールペンでした。

出会いはYoutubeの紹介動画。

▼出会いをくれたSeaserさんの紹介動画▼


 

その綺麗なボディと、万年筆のインクが使えるという特徴に惹かれてカキモリさんのHPに飛んで行きました。

 

ローラーボールペン ¥2,200(税込)と顔料インク ¥1,760(税込)に送料 ¥650を合わせて¥4,610。

 

正直「少し高いな…」と思いました。

(個人的に大手オンラインショップに販売が無いという点も購入に踏み切りづらい要因でした。ポイント等が付き辛いので。)

 

しかし、作り込まれ統一されたHPや、美しい商品の数々を見れば見るほど物欲が掻き立てられ、その魅力に惹きこまれてしまいました。

お洒落でありながら派手すぎない素朴な雰囲気がたまらず、ここの文房具を使ってカキモリの良さをオタク面して語りたいと気付いたら思っていました。怖いですね。

 

そんなことがありながら、気付いたら前回の記事を書いていたという経緯です。

▼紹介記事を書かせて頂いた前回の記事▼

 

そしてこのタイミングで我慢ができなくなり購入に至りました。

 

 

外観

包装から見ていきましょう。

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ローラーボールペンの方は無難な印象ですが、インクボトルは包装もお洒落でかっこいいですね。 

 

 

それでは開封

 

 

まずはご覧いただきましょう。

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どちらもカキモリさんの純正の商品だけあって、どこか統一感を感じます。

 

 

ローラーボールペンから詳しく見ていきましょう。

こちらは開けてすぐに撮影した写真。

まだインクも充填していません。

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クリアなボディがアーティスティックで独特な雰囲気を醸し出しています。

 

 

キャップには控えめにカキモリのロゴが付してあります。

シンプルなデザインを大きなデザインのロゴが壊してしまうことがよくありますが、こちらは主張しすぎないデザインで良いですね。

細めの黒字もクリアなボディにマッチしていると思います。

 

キャップの先端にはペン先の乾燥を防ぐ為でしょうか、シリコン素材のカバーが内臓されています。少し見た目を損ないますが機能的に仕方ないのかもしれません。

 

 

グリップ部分です。

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ペンのグリップ部分には2つの窪みが施してあります。

これはペンを持つときに人差し指と親指を置く為の窪みでしょう。非常に持ちやすいです。

ただこのグリップ部分のラバーは指紋などの汚れが結構目立つので、定期的に拭いた方が綺麗に使用することができると思います。

 

 

次にインクボトル。

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インクボトルもデザインに拘っており、中のインクが宙に浮いているかのような作りになっています。使うのが勿体ないほど綺麗です。

 

 

一円玉と比べてみると結構小さいサイズ感なのが伝わるかと思います。

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個人的にはインクボトルは思っていたよりも小さいなと感じました。

良い感じのサイズ感で、机の上に飾っていても派手になりすぎず小気味いい空間を演出してくれています。

使っていない間もインテリアとして活躍してくれそうです。ラベルも程よくヴィンテージ感が漂っていて素敵ですね。

 

 

インクの色ですが、今回は"PIANO"という黒に近い色を選びました。

この一本で様々な場面をカバーしたいと思っていたので無難な黒にしました。

 

実際に手に取ってみると少し青っぽい?感じがします。

少し紫がかっているように見えました。

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ここまで散々書いてきましたが、見た目は本当に大満足です。

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どの角度から見てもそのお洒落さが隠し切れません。

高級すぎない見た目なのでどんな場面でも心置きなく使えそうで、こちらもポイントが高いと感じました。

 

 

 

使い方

こちらのローラーボールペン最大の特徴であるコンバーターの使い方を確認してみようと思います。

動画で見てみたい方は、Youtubeの方に動画が上がっているのでぜひ確認してみてください。 

 

コンバーター吸引方法▼

 

ローラーボールペンの包装紙に説明書が記載されています。

インクボトルにも注意書きが入っているのでよく確認してから作業を行いましょう。

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まずボールペンをバラバラにします。

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全部で4つの部品で構成されています。

画像1番右に見えているコンバーターにインクを詰めていきます。

 

 

インクボトルは沈殿が生じるみたいなので、使用前によく振るのを忘れ内容にしましょう。

 

次にコンバーターの頭を回して、吸引部分が最も下に来るようにします。

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準備が完了したコンバーターをインクに浸します。

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先がインクに浸っているのを確認したら、頭を回してインクを吸引します。

 

 

吸引し終えたら余分なインクを拭き取ります。

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このときコンバーターを下に向けて拭き取るとインクが流出してしまう可能性があるので気をつけましょう。逆さまにするのが何となく怖くて、下向きのまま拭き取ったらインクを結構無駄にしてしまいました。

 

 

インクが充填できたらコンバーターをまっすぐペン先に差し込みます。

コンバーターはまっすぐであれば力を加えても破損する可能性は低いそうですが、回し入れると先端が破損する恐れがあるみたいなので気をつけて下さい。

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ここが緩むと鞄の中がインク塗れになりそうなので入念に押し込みました。

きちんとハマった感触などはないので少し怖いですが、インク漏れもないみたいなのでしっかりとハマってくれたみたいです。

 

コンバーターを差し込むと表面張力でペン先にインクが流れていくのが確認できます。

ステマチックでカッコイイ。

 

 

最後にパーツを全部付け直して完成です。

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黒いインクが入るとクリアボディが活かされて、より一層引き締まって見えますね。

書き始めるまでに時間はそんなに掛からず、3分後ぐらいには問題なく書くことができました。

 

 

中のコンバーターがきちんとハマっているのかが少し心配ですが、今のところ使っていて漏れたりしたこともないので大丈夫そうです。

 

カチッという音がするなど配慮があると、尚使いやすいのかなと思いました。

コンバーターが外れた時のことは想像するだけで恐ろしいので…。

 

 

ちなみにローラーボールペンにはスポイトとカップが付属。

コンバーターが届かなくなった後でも、困らずにインク補充が行えます。

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ちなみに不器用な人がこの作業をすると若干手が汚れます。参考までに。

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洗ったらすぐに落ちてくれました。

 

 

書いてみた

実際にインクを充填したローラーボールペンを使って書いてみました。

 

用紙はいつも使っている無印良品のリングノートです。

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実際に書いてみた文字がこちらになります。

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水性ボールペンは初めて使いましたが、想像以上に滑らかな書き心地で驚きました。

ペン先が触れるだけでインクが出てくるので、筆圧はほとんど不要。非常に楽に書き続けることができます。

 

逆にテンポよく書いていかないと滲んでしまうので、ゆっくりじっくり書きたいという人には不向きかもしれません。イメージとしては油性のボールペンよりもマジックペンに近い感じでしょうか。

 

 

油性ボールペンとの質感の違いは以下の通りです。

右側は裏から撮影した写真になります。裏写り具合が見て取れると思います。

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上:カキモリ ローラーボールペン  下:一般的な油性ボールペン

実際に書いてみるとインク単体の時に感じた青みは全く気になりません。真っ黒です。

 

水性インクは流石の滑らかさで、油性ボールペンに頻見されるような書き始めの擦れは全く見られません。

また、筆圧もほとんど必要ないので油性のボールペンのような書き跡が残ることもありませんでした。

 

しかし、ローラーボールペンは0.5mmのペン先を使ってもご覧のように結構な太めの字になります。書いた後に若干滲んで太くなるイメージです。

(もしかしたら使っている紙の影響もあるかもしれません。)

 

僕は細かい字よりもはっきりした文字が好みなので太い字は気に入っていますが、ここは使う人の好みが別れるかもしれません。

これはあくまで予想ですが0.7mmのペン先だと文字を書くのはかなり難しそうだと思いました。イラストを書いたりするのに使うのでしょうか?

 

 

さらに画像を見て頂くと分かりますが水性インクの方が色写りがしやすいですね。

用紙の両面に文字を書くと少し見辛いかもしれません。

 

ご覧のように水性インクと油性インクかは一長一短なので、使う人の好みに合わせるのが1番だと思います。

 

 

個人的にはペン先の引っ掛かりもなく、非常に滑らかにスラスラと書くことができるこの書き心地はとても気に入りました。ペン自体が軽く取り回しが良いのも楽に書くことができる要因なのかもしれません。

僕は書いたメモ等はiPhoneでスキャンしてデータ保存しているので、裏写りもほとんど気になっていません。

 

 

ちなみに滲むなどと書きましたが、インクの乾きは非常に早いので擦れて伸びたりすることはありません。

お問い合わせフォームから尋ねたのですが、カキモリさんの顔料インクは感光性・耐水性を備えていて、色の条件さえクリアすれば公的文書にも問題なく使えるそうです(PianoSlumberは条件をクリアしやすい色になっているとのことです)。

なので普段使いする上で困ることはほとんどないのかなと思っています。

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記入後にティッシュで擦った後に撮影

実際に記入後に擦ってみても伸びたりすることは全くありませんでした。

 

 

まとめ

購入前は「ボールペン1本に¥5,000は高すぎる」と思っていましたが、いざ買ってみると大満足でコスパは決して悪くない商品だと思いました。



もちろん使用用途によっては他のインクが最適な場面もあると思いますが、それを補ってあまりあるデザイン性、滑らかな書き心地など、魅力が沢山詰まった素晴らしい商品だと感じました。

 

「文字を書くのが楽しくなり自然とボールペンに手が伸びてしまう」

まさにカキモリさんの理念にピッタリのボールペンだと思いました。

 

 

次回はPiano以外の色にも触れてみたい所です。 

 

 

※この後少しネタバレ要素を含みます

最後に商品の包装にも触れたいと思います。

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佐川の宅急便で購入後2日で到着しました。とても早い対応でありがたい。

 

 

はやる気持ちで箱を開けたら、またしても驚かされてしまいました。

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素敵すぎますね。

 

 

些細なことかもしれませんが、商品の梱包まで拘り抜くその心意気。最高です。

完全に虜にされてしまいました。

近いうちに蔵前のお店の方にも足を運んでみたいですね。

 

 

これからローラーボールペンを長く大事に使っていこうと思います。

 

 

 

商品URL

 

カキモリ ローラーボールペン

 

カキモリ顔料インク Piano

 

【レビュー】MacBookと合わせて買いたい。ノートPC保護グッズ3選。

MacBook Air/Proの2020モデルが登場してから、数ヶ月が経ちました。

▼MacBook Pro2020購入の記事はこちら▼

 

 

MacBookも最近は安価になっていますが、それでも他社製品と比較するとまだまだ高価な印象です。

▼同程度のスペックのPCと比較しても高価な様子▼

daily-gadget.net

※筆者はPCについて詳しくないので、他サイトを引用しています。

  

 

せっかく高価なPCを購入したのに、画面にキズがついたり、手脂でキーボードがテカテカになっていくのはどうしても耐えられません。  

汚れていくのを見るのは精神的にも辛いですが、現実的な話をすると買取に出す際にも少しでも綺麗な方がランクが上がって良い値段がつくものだと思います。

▼状態によって買取ランクが変動する例▼

www.mac-kaitori.net

 

 

 

 

何はともあれ、お気に入りのものはいつまでも綺麗に使っていきたいものです。

ということで、今回はMacBookを綺麗に使い続ける為に購入したアイテム3選をご紹介していこうと思います。

 

 

 

 

スキンシール

今回購入したのはこちらの商品。

 

「スキンシール」については賛否両論あると思います。

 

言いたいことは分かります。

MacBookのデザインは洗練されていてシンプルでとても格好いいので、それを隠してしまうのはどうしても気が引けます。

 

しかし、どうしてもMacBookの手触りが苦手で表面を撫でときの感触を変えたいと思っていました。これは完全に個人的な意見なので、あまり参考にならないかもしれません。

 

しかし、触り心地意外にもスキンシールを実際使ってみてその機能性の高さに気付いたので共有していきたいと思います。

 

直接ゴミが付着するのを防ぐ

まず、表面(特に底面)が直接汚れてしまうのを防ぐことができるという点でとても優秀です。

 

僕はMacBookの裏にMOFTという超薄型PCスタンドを装着しています。スタンドは収納時には折り畳まれていますが、展開したときにスタンドとして機能します。

この時に机の上のゴミを吸着してしまい、折り畳んだ際にPCの底面に吸着してきたゴミが付着してしまっていることに気付きました。

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しかし、スキンシールを貼っておけば、MOFTについたゴミがPCに直接付着することがないので安心して使うことができますね。PCスタンドは様々な種類のものが発売されていますが、MOFTとの相性は中々良いのかもしれません(MOFTの吸着も全く問題ないです)。

 

 

パームレストの汚れを防げる

2つ目にスキンシールの種類によってはパームレストもカバーできるのが良い点だと感じます。掌というのは汚れやすい部位ですし、長い間掌が触れている場所に一枚挟むことでかなり綺麗に使用することができていると感じています。

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スキンシールの購入を考えている方は、ぜひパームレストもカバーしているものを選ぶのをおすすめします。

 

 

好きなデザインに寄せられるので愛着が湧く

周りにもMacBookを使っている人は多くいますが、誰ともデザインが被らないというのが個性的で気に入っています。

 

好みもあるかもしれませんが、「ウチの子」といった感じでとても愛着を感じています。

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ちなみにこのデザインを選んだ理由は、「MacBookでやりたいことをやる」という意味合いで玩具箱的なデザインを意識してみました。

デザイン的にはとても気に入っていてモチベーションも上がるのですが、人前でプレゼンしたりする時にちょっと恥ずかしさを感じたりもします。

 

仕事でPCを使うという人はあまりポップなデザインにすると自分の様な思いをするかもしれません。それぐらい購入する前に気付けという話ですが。

 

MacBookはスキンシールの種類もとても豊富なので一度ぐらい試してみるのも良いかもしれませんね。

 

 

気になる点

とはいえ気になる点もあります。

 

まず貼るのがとてつもなく難しいです。

貼り方の動画を参考にして貼りましたが、それでもずれてしまいます。


wraplus for Macbook Air 13インチ 【ガンメタリック】スキンシール 貼り方説明

シールの作りがしっかりしている為に、少し引っ張るとシールが伸びてしまうのがズレの原因なのかと思っています。

 

サイズ感もピッタリなものが多いと思うので、何とかして綺麗に貼る方法を見つけたいですね。

 

あとは排熱とかにも少し影響があるのでしょうか。

体感する程の差はありませんが、多少の影響はあるのかもしれません。

 

 

光沢画面保護フィルム

購入したのはこの商品。

 

画面フィルムについては購入しない理由はないかと思っています。

とても安価ですし、画面の汚れはパフォーマンスに直接影響するのでMacBookに限らずノートPCを使う上で個人的には必須のアイテムです。

 

貼っていても全く気にならない

画面フィルムには種類があるので、今回使用したフィルムの使用感を紹介したと思います。

 

今回は安いということと、できる限り液晶に与える影響が少ない光沢フィルムを選びました。

 

非常に画面が綺麗に見えるという点が光沢フィルムの特徴だと思います。

貼っていない時とほとんど印象が変わりません(貼るときに貼れたかどうかわからなかったぐらいには印象が変わりません)。

 

キズや汚れから液晶を守れる

強い衝撃から守れるわけではありませんが、液晶が剥き出しではないという点はやはり安心感があります。

 

最も力を発揮するのは画面についた汚れを拭き取るときだと思います。

どんな素材のもので拭いてたとしても、多かれ少なかれ必ず液晶に傷は残ります。

そしてそれは使っていくほど蓄積していくものなので、最初は気にならなくても必ず目に見える形で現れてくるものです。

 

さらに出先であればどうしてもティッシュなどの手頃なもので液晶についてゴミを払いたいと思う機会があるはず。そういったときに気軽にゴミを払えるのはとても使いやすいと感じました。

ゴミは残しておけば、大きなキズの原因にもなりかねないので気軽に対処できるのは嬉しいですね。

 

気になる点

唯一気になる点をあげるとすると、光沢フィルムは反射がキツイという点です。

画面が消えている状態ではもちろん、画面内の色が濃い部分には確実に映り込みが生じてしまいます。あまりスマートではないですね。

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次回購入の際は、ブルーライトカットやアンチグレアのフィルムも選択肢に入れてみようと思います。

それぞれ良し悪しがあると思うので、ここは使用者の好みに依ると思います。

 

ちなみにブルーライトカットやアンチグレアのフィルムは機能性が高いですが、液晶の美麗さが損なわれるというデメリットがある様です。

参考までに。

 

 

キーボードカバー

今回購入したのはこちら。 

 オススメは断然クリア。

キーボードにはバックライト機能があるので、これを邪魔しないクリア素材のものを選びました。

選択する際はESCキーまでカバーされているか、十字キーの形は対応しているか、Touch barに対応しているかなどを注意すると良いと思います。

 

以前使っていたMacのMagic Keybordがとても汚れやすかったことと、知人のMacBookのキーボードが手脂でテカテカしているのを見て、キーボードの汚れはできるだけ防ぎたいと思っていました。

 

キーボードはウェットティッシュ等で拭くとある程度綺麗になりますが、それでも新品同様とはいきませんし、何より定期的にキーボードを拭くのはかなり手間がかかります。

 

キーの隙間にゴミが入れば故障にもつながりますし、汚れない様に拘っても良いところだと思いました。

 

 

とにかくキーボードを汚れから守ってくれる

購入後すぐに装着したので一度も素手でキーボードを触ったことがありませんが、今のところ新品同様の綺麗さを維持できていると感じています。

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実際にキーボードカバーを確認してみると、しこたま汚れているのが見て取れます。

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汚れているのが可視化されるので気にはなりますが、丸洗いできるのでそんなに手間はかかりません。

 

それよりもこれだけの汚れからキーボードを守ってくれたという実感の方が強いので、つけていて良かったと心の底から感じています。

 

 

打鍵音の消音化

これは意外な効果でしたが、キーボードカバー をつけることで打鍵音が抑えられるみたいです。

 

元々タイピングが強い方ではなかったので気になりませんでしたが、周りの人に迷惑をかけないとというのは良いですね。

また、静かな場所で作業するときに気にならなくなるのも気持ち的に安心するかもしれません。

 

 

気になる点

1番気になるのはキーボードカバー の汚れが画面に付着してしまう点です。

MacBookが極力無駄を省いた製品なので、画面を閉じた際にほとんど隙間がない構造になっているのだと思います。

それゆえに非常に薄いキーボードカバー であっても画面に干渉してしまい、汚れが移ってしまうみたいです。

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普通に使っていても気になるぐらいはっきりと移ってしまうので、これは対策をしたいところです。キーボードカバー を使うのであれば、保護フィルムの併用は必須ですね。

 

今はこまめにキーボードカバー を洗うことしかできていませんが、何か対策があるのでしょうか。

 

 

気になる方も多いかもしれませんが、打鍵感の変化は意外と気になりませんでした。

もちろん何も装着していないときと違いはあるのですが、カバーそのものが薄いので感触的にはつけていても気持ちが良く、特別に打鍵感が失われるという印象はなかったです。

 

 

その他

僕が購入したアイテム以外にもMacBookを保護するアイテムはあります。

それぞれ用途や好みに合わせて使い分けしていくのがベストだと思います。

 

 

ハードシェルケース

今回紹介した商品の中ではスキンシールの代わりになる商品です。

 

スキンシールよりもハードに衝撃に耐えることができ、かつデザイン面もこだわることができるというのが長所になるのではないかと思います。

 

しかし、本体のサイズが一回り大きくなってしまうことと、排熱に影響が生じること、物によってはUSBに干渉する為使いにくくなることを考慮して今回は購入を見送りました。

 

 

トラックパッド保護シール

トラックパッドもかなり指が触れる部位ではあるので、保護シールが販売されています。

 

トラックパッドも使用が嵩むと汚れてくるそうなので、使用したいと思っているのですがスキンシールで心が折られて、上手く貼る自信なかったので今回は購入を見送りました。

反応等に影響が生じないのであれば購入検討したいと思っています。

 

 

スリーブケース・PCバッグ

持ち運びする際にPCバッグがあると強い衝撃にも耐えることができますし、スキンシールやハードシェルケースと違って、USBポートを保護できたり、防水性を確保したりすることができます。

 

PCを裸で持ち歩く機会がなくなるというのは、それだけで破損や故障の機会が減ると思うのでこちらも合わせて購入するのがオススメです。

 

僕も以前の記事で格安PCバッグの紹介をしているので、良かったらこちらもご確認ください。

▼以前PCバッグを紹介した記事はこちら▼

 

 

まとめ 

今回は独断と偏見によるPC保護グッズ3選を紹介させて頂きました。

 

気になる点や重視する点が人それぞれ違ってくるので、購入するべき商品は変わってくると思いますが、大切なPCを保護するという工夫や発想を持つことはとても大切なことだと思います。

 

大事な相棒を1秒でも長く使っていくために、工夫をしていきたいですね。

 

 

参考

面白いことに同じことを目的としていても全く違う結論に至った人もいます。

 

以前PC周辺機器を探しているときに見つけた記事なのですが、「MacBookに保護フィルムとキーボードカバー が不要な理由」を論理的に解説している記事になります。

すごく斬新な考え方で説得力もあるので、読んでいてとても面白い記事でした。

興味のある方は参考までに。

 

 

商品URLまとめ

スキンシール

 

光沢画面保護フィルム

 

キーボードカバー 

 

 

【レビュー】シンプルで高コスパ。PC保護に特化した万能PCバッグ。【Rise ノートパソコンケース 13.3インチ】

以前紹介した愛機13インチ MacBook Pro 2020ですが、僕は出先の作業が多いので耐久・耐水性に優れたPCケースを探していました。

 

▼以前紹介したMacBook Proの記事はこちら▼

 

 

普段使っている3wayバッグはクッション性があって耐久性には優れているのですが、レザー仕様のため、耐水性に優れているとは言えません。

今のままでは一度雨でずぶ濡れになるだけで何もかも失う事になりかねないので、早めに対策を講じました。

 

▼普段使っているHILLSIDEの3wayバッグのレビューはこちら▼

 

 

出先ではバッグからPCだけ出して移動することもあるので、裸で持ち歩くのは怖い。

充電器・イヤホン・メガネといった周辺機器をバラバラに持ち歩くのも不格好だと感じていましたので、その全てを解決できるPCバッグに頼る事にしたという転末です。

 

 

そんな中出会ったのがこちらのPCバッグ。

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非常にシンプルな作りのPCケース。

周辺機器を入れることができるポケットも付いています。

 

このバッグだけで持っていても気にならないデザインで、セカンドバッグの様に使うことができそうです。

そして1番驚きなのがその値段。なんと¥1,780(税込)。2,000縁を切ってくるとは驚きです。手が出しやすくお財布に優しい価格設定です。

 

今回は通販ショップRiseで購入した『ノートパソコンケース 13.3インチ』についてレビューしていきたいと思います。

 

 

 

 

基本情報(外観・素材感)

生地については記載が見当たりませんでしたが(どこかにあったらすみません)、恐らく高密度のナイロン生地だと思います。

 

重量は約340gと非常に軽量。悪くいうと安っぽくも感じます。

ロゴ等の装飾もなく、極限までシンプルな作りになっています。

裏側には何もないです。使いやすくてありがたいですね。

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手触りは滑らかというよりは少しザラついた感触。

かなりしっかりとしていて、爪などで引っ掻いても傷一つ付きません。

楽天市場の画像にはハサミを突き立てている画像がありました。特別に厚い生地という訳ではありませんが、かなり耐久性は高そうです。

 

また表面には撥水加工がされているので、水につけたりしない限りは浸水することもなさそうです。

 

ファスナーも中のPCを傷つけないフラットファスナーを採用していて、大事なPCを守ことを相当に重視している商品です。

コンシール加工もされているので見た目も統一感があっていいですね。防水加工にも追い風になりそうです。

 

多様なサイズ・カラーバリエーション

(参照 :https://item.rakuten.co.jp/auc-risecreation/r0059/?s-id=ph_pc_itemname)

 

サイズバリエーション

この商品はMacBook専用ではないので多様なサイズバリエーションが用意されています。

  • 11.6インチ : たて約22.5cm×よこ約32.5cm×幅約2cm
  • 13.3インチ : たて約24.5cm×よこ約34.5cm×幅約2cm
  • 14.0インチ : たて約26.5cm×よこ約38cm×幅約2cm
  • 15.6インチ : たて約28cm×よこ約41cm×幅約2cm

サイズは内寸なので参考までに。

マチは全て統一された約2cmなので、PCの厚みが2cmを超えてしまう場合には1つ上のサイズの使用を推奨していました。

 

ちなみに13インチ MacBook Pro 2020は13.3インチでピッタリという印象。

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中はほとんどアソビがありません。

 

カラーバリエーション

この商品のカラーバリエーションは全6種。

  • ブラック
  • グレー
  • ネイビー
  • ブルー
  • ピンク
  • ダークグレー

(実際の色は商品サイトからご確認ください)

 

カラーバリエーションが豊富なのは購入者としては嬉しいですね。

普段使っているものと統一感を持たせたり、PCと合わせてみたりとコンビネーションを考えるだけで楽しくなります。

 

今回はPCの色と合わせてダークグレーを購入。

落ち着いた雰囲気で使いやすそうです。特別に高級感があったりはしませんが、値段の割にはクオリティが高いと感じています。

 

 

2つの収納

それでは内装とポケットについて紹介したいと思います。

 

メインポケット

まずはPCを収納するメインポケット。

サイズ感は先ほど述べたとおり13インチMacBook Proにピッタリです。

 

内部は裏起毛になっていてPCを優しく包み込んでいます。

この裏起毛としっかりとしたクッションのおかげでPCの保護面に関しては非常に安心感があります。

肉厚な生地になっているので見た目よりずっと保護性能は高いと思います。

 

ただPCを入れるとほぼ余りがないのでついでに何か入れたりするのは難しいかもしれません。ここはPC専用の収納ですね。

 

 

フロントポケット

フロントポケット内は起毛はありません。ここまで起毛になっているとかなりのボリューム感になってしまうので妥当かなと思います。

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底はPCバッグの底と同様なので、深さは十分だと感じています。

 

ファスナーは表面には出ておらず、若干隠れています。外から見て目立たないのはデザイン的に優れている様に思います。

 

気になる点

気になる点はたった1つ。

PCを入れると外側のポケットにものがほとんど入らないという点のみです。

 

メインポケットにPCをいれてしまうと、外側のポケットにものをほとんど入れることができません。というのも外側のポケットにはほとんどマチがないため、少しでも高さのあるものを入れると相当窮屈な印象になります。

 

例えばMacBook Pro付属の充電器。

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かなり生地が引っ張られているのが分かると思います。

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横から見るとこんな感じ。
少し分かりづらいですが、個人的にはかなり無理があると感じました。

(これに関しては大きい充電器を作ったAppleが悪い様な気もしています)

 

次にiPhoneの充電器。ほぼコードなのでかなり小ぶりですが…。

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小さいものでも高さがあると、どうしても目立ってしまいます。

この後Zoffのメガネケース等も試してみましたが、同様にかなり目立ってしまう結果となりました。

 

外側のポケットにものをたくさん入れたいと考えている方は、本来のPCの大きさよりもワンサイズ大きめのものを購入するのがいいかもしれません。

 

この状態でも大丈夫という方もいると思うので画像は参考までに。

そもそもポケットに大きなものを入れない人にとっては特に気にならない問題だと思います。

 

欠点の少ない良い製品だと思います。

 

 

まとめ

非常にクオリティが高く、非の打ちどころがない良い商品だと思いました。

 

一番の長所は価格だと思います。

この値段でありながら、非の打ちどころがない性能で多くの人が使える

非常に満足度の高い商品だと感じました。とにかく安い。

 

 

 

 ただこのPCケースの使用を見送らなければならない理由が生じてしまいました。
僕が普段使っているHILLSIDEの3wayバッグにはPCポケットがついていて、PCケースに入れたままこのポケットにしまおうと考えていたのですが、

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全然入りませんでした。

サイトに表示されている内寸的に生地の厚みを足しても入ると思っていたのですが、クッションが思いの外しっかりとしていたので全然入りませんでした。

完全に僕の計算ミスです。悔しい。

 

この商品の問題ではありませんが内寸の表示を参考にすると僕の様に致命的な計算ミスを犯す恐れがあるので購入の際にはくれぐれもご注意ください。

 

デザイン性や機能性の高さから、例えフロントポケットにものが入らなくても使っていこうと考えていたのですがバッグに入らなければ持ち運べません。悲しいですね。

 

 

レビューを書いたら貰えるおまけ

購入後に楽天市場内にレビューを書くと

の何かがプレゼントされるキャンペーンが行われています(2020.7.27現在)。

僕もレビューを書いてマイクロファイバー傘カバーを貰いました。

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少し得した気分です。

バッグの中が折りたたみ傘で濡れてしまうのは気にかかっていたところなので、積極的に使ってみようと思います(デザインが少しポップすぎる気もしますが)。

ペットボトルなんかも入りそうなので、これからの季節に重宝するかもしれません。

 

まさかおまけだけ継続使用する事になるとは思いも見ませんでした。

購入後お時間ある人はレビューを書いてみてはいかがでしょうか。

 

 

オンライン販売URL

今回のレビューとは関係ありませんが、楽天市場の販売ページって凄く見辛いですよね。Amazonの様にシンプルにした方が商品購入のハードルも下がると思うのですが。

改善されることを密かに願っています。

 

【レビュー】変形する3wayビジネスバッグ。新感覚のスタイリッシュさ。【HILLSIDE MERIDIAN NANO -LETHER BLACK BAG-】

これまで使っていたバックパックがついに限界を迎えたので、新しいバッグを探し始めました。

 

長年使っていたこともあり、かなりの愛着があったので手放すのは気が引けましたが経年の劣化には敵いませんでした。今までありがとう。

 

以前使っていたバックパックが大満足だったため、妥協せずできる限り満足して使えるものを選ぼうと考えていました。毎日使うものですし、テンションが上がるものを使いたいですよね。

 

そんな中出会ったのがこちらのバッグ。 

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一見本格的なビジネスハンドバッグですが、独自の変形機構により一瞬でバックパックやショルダーバッグに姿を変えます。

その変形する様はあまりにもスタイリッシュ。

見た目もシンプルなため、スーツはもちろんどんな服装にもマッチします。

レザータイプであればビジネスリュックとして大切な商談でも使えそうですね。

 

今回は新感覚3wayビジネスバッグ『HILLSIDE MERIDIAN NANO -LETHER BLACK BAG-』 を紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

基本情報

2018年11月にMakuakeのクラウドファンディングで出資が開始されたこの商品ですが、このシンプルな見た目とスタイリッシュな機能でたちまち目標金額を達成しています。

 

ブラック一色のハンドバッグ。本格的なビジネスバッグの装いです。

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左隅にはHILLSIDEのロゴが控えめに配われています。

可愛らしいロゴなので個人的には気に入っていますが、表面の装飾ということで賛否両論あるかもしれません。

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素材にはフルグレインレザーと呼ばれる表面処理を行わずに鞣された革が使われています。表面には上品な光沢があり、自然なシワがあるので渋みを感じる仕上がりです。

 大きな傷があると使用することができない素材のため、皮革輸入全体の3%しかない非常に希少な素材だそうです。

HILLSIDE HP

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ステッチは本体と同様のブラックで、一見目立ちはしませんがとても丁寧に仕上げられている印象。短期間ですが使用し、ブラッシングなどもしましたが解れなどはなさそうです。

黒塗りのファスナーも本体とマッチしていてとても綺麗です。f:id:Toritom:20200727003730j:plain

 


 バッグの両サイドには2つずつリングが付いており、これによって斬新な変形機構を実現しています。大きいリングですが見た目への影響は少なく、むしろレザーによってフォーマルになりすぎた印象を抑えている様に感じます。

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金具部品が多いですが、スーツで背負っても跡やキズがついたことはありません。お気に入りのスーツでも問題なく使えると思います(使い始めは革の色移りがあるかもしれませんのでお気をつけください)。

 

 

サイズは42×28×10cmで、重量は少し重めの1.5kg。

マチが短く、背負うと背中にピッタリとフィットします。

大きすぎないサイズ感なので女性でも背負えるのではないでしょうか。

 

全体が革素材の為、多少重くなってしまうのは仕方ないと思います。しかし、バックパック型で持ち運ぶことができるため、多少重くても気になりません。

 

ストラップは素材の記載がありませんでしたが、車のシートベルトに似た素材が使われています。変形機構の為の滑りや耐久性を追い求めた結果でしょうか。

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斬新な機構を擁していたので背負心地にはあまり期待していませんでしたが、両肩のパッドのおかげで自然な背負心地が実現されています。背中の当たる面にはクッション性があり、背面パッドの様に機能しています。これは嬉しい誤算でした。背負心地もとても良いです。

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肩パッドはストラップに固定式(画像右側)のものと、可動式のもの(画像左側)が付属しています。

固定式の方はクッション性が全く無いのが少し残念なところです。 

 

ちなみに底に足などはついていませんが、ハンドバック型で自立します。

就活などでも使いやすそうなので、学生さんにもおすすめです。

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変形機構

まずはHILLSIDEの公式動画を見て頂いた方が早いと思います。


①肩に掛けた状態で底面をピッタリと支えている固定式のストラップを掴み、②可動式ストラップが掛かっている肩側の腕でバッグ全体を引き上げるだけです。

通常のバックパックと比べると背負い方にクセがありますが、2〜3回実際にやってみれば誰でも慣れると思います。

 

解説は英語で僕もよく分かりませんが、かなりスムーズに切り替えられているのがよく分かります。

実際、傘やスマホを持ちながらでも問題なく行える程度の動作なので煩わしさなどは一切感じません。

 

電車を使うことが多い僕にはこの変形機構はとても便利でした。

これまでは座席に座るときや電車内が混雑しているときには両肩を外してバックパックを下ろさなければいけないのが大変面倒でした。

壁に寄りかかって立つときもバックパックごと寄りかかってしまうことがよくあり、バッグにもあまり良くないと感じることが多かったです。

しかし、このバッグは片肩を外せばショルダーバッグになるのでそのまま座席に座れますし、周りが混雑しているときでも邪魔にならずに下ろすことができます。

背負い直すときも両肩背負い直す必要がないのでスムーズに背負い直すことができます。電車移動が多いビジネスマンや学生におすすめです。

 

ストラップの通し方によって動作が反転するので、普段左肩から背負い始める人も問題なく使えます。通し方についても親切に説明動画が用意されているので、取り付けについても心配無用です。

 

 

選んだ理由

  1. フォーマル・カジュアル兼用のビジネスリュック。

  2. リュックを含めた3way。

  3. マチが短いスクエア型。

  4. PCバッグ搭載。

  5. 装飾の少ないシンプルなデザイン。

新しいバッグを探す上で意識していたのは以上の5点です。

順番に説明します。

 

1つ目。

今まではTPOに応じてバッグを変えることがありましたが、バッグ内の詰め替えは時間を擁しますし、移し忘れによる不備が生じることがありました。これを防ぐために、「これさえあれば大丈夫」なバッグを探していました。

 

2つ目。

1つ目と同じ理由で、ビジネスシーンではどうしてもバックパックスタイルが合わないことがありますが、そういう場面にも対応できるように3wayタイプのバッグを採用しました。

 

3つ目。

前回のバックパックの反省として、マチが長すぎると背負ったときに形が崩れてしまう難点があるので、マチの短さをさらに意識して選びました。

 

4つ目。

以前紹介した「13インチ MacBook Pro2020」を持ち運びしたかったので、クッション性のあるPCバッグは必須条件としました。

 

5つ目。

ビジネスリュックの中には表面にたくさん収納が付いているものもありますが、フロントポケットが多くなるとバッグ全体の重量バランスが後ろに傾いてしまいます。これは形崩れの原因になるので、外側に余計な収納や装飾のないものを選ぶことにしました。

 

 

3つの収納

それでは3つの収納について説明していこうと思います。

個人的には大満足・文句なしの収納力でした。

 

 

PCポケット

まずはPCポケット。最も背中側のポケットで、衝撃には1番強いポジションです。

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サイズ的には13インチのMacBook Proがちょうど入るぐらいの大きさ。ケースに入れていると入りませんし(レザーなどのピッタリしたものなら入りそうです)、15インチは到底入りそうにありません。

必要最低限と言った感じでしょうか。無駄がなくて良いですね。

f:id:Toritom:20200727003912j:plain ポケットにはクッション性があり、中のPCを衝撃から守ってくれる作りになっています。

先述した通り、このクッションは背面パッド的な役割も果たしており、背負心地にも影響しているので、一石二鳥の良く考えられた構造だなと思いました。

 

メインポケット

主たる収納になるメインポケットです。 

収納も十分で、ポケットがたくさんついています。

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結構入れてますがまだ大きい本が2冊ぐらい入る余裕があります。

 


背面側に大きなポケット、フロント側にはファスナー付きのポケットが付いています。

ファスナー付きポケットのフタに当たる部分には5つの大小様々なポケットがついています。

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外側に収納がついていない分内部のポケットを充実させたのかもしれません。

内部ポケットのおかげでスペースが無駄なく使えるので、見た目より大容量に感じます。

 

ハンドバッグ型に対応したファスナーが付けられているので口が広く、一目で中を見渡せるのも非常に良いです。

 

3wayバッグには内部のポケットの向きと、入り口となるファスナーの向きが一致していないものがあります。

しかし、このバッグは全てハンドバッグ型の向きに統一して付けられていて使いやすいです。細かいところですが使用感には大きく関わってくるので大事なところだと思っています。

 

ちなみに僕は普段バックパック型をメインで使っていますが、中身がぐちゃぐちゃになったりしたことはありません。

 

フロントポケット

ちょっとした収納として使えるフロントポケット。

浅めに作られているので、入れたものが取り出しやすいです。

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財布やキーケース、定期入れを入れておくと、バッグの下ろしやすさと相まって非常に使いやすいです。

 

ただマチはほとんどないので、あまり大きいものを入れると膨らんで見た目を損なってしまうので注意が必要です。

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手元にあった 大きめの目覚まし時計を詰め込んだらパツパツになってしまいました。

大きいものはメインの収納に入れ流ようにするのが良さそうです。

 

 

カラーバリエーション

このバッグにはブラック以外にも2色のカラーバリエーションがあります。

グレーの商品は生地も違うので革製品のハードルが高い人はこちらもチェックです。 

 

ブラウン

レザー生地には他にブラウンが用意されています。

価格はブラックと同じ¥31,980(税込)。

こちらはブラックよりも一層お洒落な印象が強いと感じました。

ブラウンは使っていく内に色も変わり経年変化も楽しめると思いますし、フルグレインレザーの雰囲気にもマッチする長所を活かし切った商品だと思います。

僕はメインで使うスーツが黒色なので、今回はブラックを選びましたが、ネイビーやグレーのスーツにはブラウンのバッグが映えるのではないかと思います。

 

グレー  

グレーの商品は生地がナイロンで、こちらは防水性も備わっているとのことです。

価格も¥20,980(税込)とリーズナブルで、革の手入れなどが面倒だと思う人にも使いやすい商品になっていると思います。

ナイロン生地ですが安っぽく見えず、質感にも拘っているのが伝わってきます。

 

 

ナイロン生地のブラックがあれば日本では需要が高そうですが、販売予定はないのでしょうか。

PVに出ていた大きなフロントポケットがついているタイプも収納を重視する人には需要がありそうですが、こちらも未販売の様です。

  

 

気になる点

ここまでは良い点に焦点を当ててレビューをしてきました。とはいえ斬新な仕組みのバッグなので、もちろん気になる点もあります。

気になったのは以下の点。

  1. ストラップの金具の位置とズレやすさ。
  2. ストラップの耐久性。
  3. 金具のキズ。

 

1つ目。

バックパック型からショルダーバック型に移行は、可動式肩パッドがストラップ上を滑ることで実現しています。

 

しかし、ストラップの長さ調節のための金具が可動式肩パッドに干渉してしまいスムーズに通らないことが多々あります。

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非常に引っ掛かりやすいです。

ストラップをかなり短めに設定すればこの干渉は生じませんが、165cmの小柄な僕でも少し窮屈に感じる程短くしなければならないので、男性であれば間違いなく干渉してしまうと思います。

 

金具をもう少し小柄にしたり、金具を別の場所に移動したり(作り的に難しいのかも)、可動式肩パッドを干渉し辛い作りにして欲しいですね。

 

干渉するたびに肩パッドの位置を戻すのも手間ですし、金具に触るため長さが変わってしまうこともあります。

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さらに可動式肩パッドに確実にダメージが蓄積しているので、色々と不安を生んでいる要因です。

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個人的には1番気になる点です。

 

 

2つ目。

ストラップはシートベルトのような生地で作られているので耐久性自体は高いと思います。しかし、リュック型にするとどうしても底面でクシャッと折り目がついてしまうため、次第にシワやクセが増えているように感じます。

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明らかに一部だけ消耗しているのが見て取れると思います。

千切れたりはしないと思いますが、変形する際にストラップの捻れが生じやすくなるのでこちらも今後が心配。

こういう細かいところでも長期使用を見据えると気になりますので不安が残ります。

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先ほどの可動式肩パッドといい、独特な部品なため買い換えることはできないので、この辺りはもう少し気を遣って欲しかったです。アイロンとかかけたら変に付いてしまったクセも直せるでしょうか。生地が傷みそうで怖いですが。

 

3つ目。

バックパック型の際に上部になる方のリングは金具同士で連結しています。

この金具同士が擦れる度にどうしてもキズが付いてしまうみたいで、手入れするときなどに目に付きます。

 

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普段使っていて目立つ場所ではないですし、これによってどこか破損するわけではないと思いますが、確実にキズがついているので気になってしまいます。

 

良く動く部位なのでこの程度のキズで済んでいるのは逆に凄い事なのかもしれません。心象は人に依ると思うので参考までに。

購入前には思いもしない事だったので共有しておこうと思います。

激しく擦れている様に見えますが、音はほとんど鳴らないのでそこは安心してもらって大丈夫だと思います。

 

 

まとめ

独特な機構を持っているだけあって、その周辺には気になる点もありました。

価格が¥31,980 (税込)と高価なので、なかなか手を出し辛いのも事実なのかもしれません(街中で他に使っている人を見たことがありません)。

社会人が使う高価なバッグでありながら、「使用感が分からない」というリスキーさを兼ね備えているのはミスマッチを感じる要素ではあります。

 

しかし、デザインは品があってかっこいいですし収納や機能性も申し分ありません。

何より他のものにはないオンリーワンの機能というのは非常に興味を惹きつけられる要素だと思います。「変形」というのはロマンがあって素敵です。最高です。

PVもスタイリッシュかつユーモラスで好感が持てます。 

 

 

耐久性など気にかかるところはありますが、逆に言えばその他に気になる点は特にありません。

使っていて確実に好きになる商品だと思ったので購入した次第です。外に出るのがまた楽しくなってしまいますね。スーツに合わせるのもワクワクします。 

 

 

また数日使ってみて、革の経年変化や耐久性の感想を書きたいと思います。

本格的な革製品を使うのは初めてなのでお手入れするのも楽しみです。お手入れが必須というのはどうしても愛着が湧いてしまうのでずるいですよね。

長く使えるように手入れの方も勉強していこうと思います。 f:id:Toritom:20200727003634j:plain

 

 

質問等ありましたらコメント頂けると幸いです。それでは。

 

 

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【商品紹介】透明な軸に万年筆のインク。お洒落と拘りを詰め込んだボールペン。【カキモリ ローラーボールペン】

デジタル化が進んでいる世の中で、スマートフォンなどを使ってメモを取ることが増えてきています。

 

僕もPC・スマートフォンなどでメモを取ることがありますが、どんな場面でも電子機器が使えるわけではありません。スピード感のあるディスカッションのメモを取ったり、公的文書にサインをしたりする際には紙とペンを使う機会がまだまだあります。

 

これまでは特に拘りを持たずに油性のボールペンを使っていましたが、この度とても気になる商品を見つけてしまったので購入前ではありますが我慢できずに記事を書いてしまいました。

個人差があるかもしれませんがボールペンは毎日使うものですし、お気に入りのものを1本持っていると文字を書くのが楽しくなります。作業も捗りますね。

 

今回はカキモリローラーボールペンが非常に気に入ってしまったという記事を書いていこうと思います。

 

※この記事は未購入者が書いた記事になります。レビューや使用感を述べた記事とは異なりますのでご承知おき下さい。

 

 

 

 

キモリ

キモリは2010年に蔵前にオープンした「書く」ことに重きを置いた文具店です。

文具の小売だけでなく、ブランド独自のオリジナルのノートやインクの作成・販売も行っているお店になります。

本店?の他にインクスタンドもあるみたいです。ぜひ行ってみたいですね。

 

詳細は以下よりご確認ください。

 

拘りと一貫性を感じるHP。落ち着いていて格好いいです。

はじめまして。」と書かれたページには自社製品で綴ったと思われる挨拶の文章が記されていました。非常に綺麗な色味の文字が目を惹きますが、僕は内容にもとても共感しました。

 

 

お気に入りのノートがあったら書きたくなるし、かっこいいペンを持っていたらもっと書きたくなる。

(直接の引用は気が引けたのと、HPの雰囲気と共に楽しんで頂きたかったので一部意訳という形にしました。ぜひHPにてご覧下さい。美しくかっこいいです。)

 

 

とても分かります。

 

身近な「もの」は気持ちを大きく動かしますよね。辛い作業も共に乗り越えられます。

この文章だけで気持ちがググッと引き寄せられてしまいました。たまりません。

 

 

ローラーボールペン

今回出会ってしまったのはこちらのローラーボールペン【¥2,200(税込)】。

 

カキモリ ローラーボールペンkakimori-onlinestore.com


画像を載せられないのが残念でならないのですが、無色透明の軸をもったキャップタイプのボールペンです。

綺麗な無色軸の中にはコンバーターが透けていてシステマチックに見えるのもかっこいいです。

シンプルな見た目でどんな場面でも気兼ねなく使うことができるのではないでしょうか。

 

特徴的なのは「ボトルインク」を使うことができる点です。

 

ボトルインクは万年筆で使うような文字通りビンに入ったインクのことです。

このボールペンにはコンバーターと呼ばれるインク吸引器が付属していて、これによってボトルインクをボールペンに使用することができる仕組みになっています。

 

 

お気に入りのインクを使うことができるというのは非常に魅力的ですね。吸引作業も勘弁なもので手間を要する作業ではないみたいです。個人的には充填されていくのを目で見て実感できるのは楽しそうですし、愛着が湧きそうで良いなと思いました。

 

軸先は0.5mmと0.7mmがあります。

動画等で確認したところ圧倒的に0.5mmが人気なようです。0.7mmは手紙を書く際に良いとのことでしたが、普段使いで文字を角には潰れてしまうこともあるみたいです。

もしペン先を変えたいということであれば、ペン先だけの販売【¥660(税込)】もあるみたいなので比較的安価で交換することもできます。

 

 

補足ですが、このカキモリローラーボールに関してはカキモリ製のインクを使用することが推奨されています。インクの種類や性質によっては詰まったりなどのトラブルが発生する可能性もあるかもしれませんので、他社製品のインクやカートリッジインクの使用を考えている方は注意が必要です。

 

また、1本のボールペンに使うインクは1色というのも推奨されていました。洗浄液などを使用しても前に使っていたインクが混ざったり、インクの出方に影響が生じることがあるみたいです。購入の際にはお気をつけ下さい。

 

また使用が滞るとインクが固まって出づらくなるようなので、最低1日に1回は使用することが推奨されています。少し手がかかるところも可愛げがあって良いなと思います。

 

 

顔料インク

ローラーボールに充填するインクです。カキモリ推奨の顔料インクで、彩度が低めの色が多く大人っぽい印象を受けました。

 

インク ALLkakimori-onlinestore.com

 

顔料インクは全13種【¥1,760(税込)】。

色の綺麗さもさることながら、衝撃を受けたのは各インクの名称です。それぞれにものの名称が冠されていて、商品ページにはそのインクで書かれたイラストが載っています。発色を確認するのはもちろんですが、その色の持つイメージを想像することができてインクへの所有欲が湧き上がります。全部欲しい。

 

 

顔料インクは水性と書かれていながら耐水性・耐光性に優れている様で、色の要件さえクリアできれば公文書の記載などにも使用できるみたいです。

これはとても心強いですね。水性ボールペンというと書き心地や発色面に優れているものの、油性インクやゲルインクボールペンと比較すると消えやすく、記載書類の長期保存に不向きという弱点がありました。

僕はお気に入りのボールペンを1本持ち歩くことを考えていたので、様々な場面で使用できるというのは非常にありがたいです。

色としてはPianoSlumberが色の要件を満たしやすいそうです。参考までに。

 

その他にベースカラーと記載のあるインクが14種用意されています(時期によっては期間限定色なども販売しているみたいです)。

ベースカラーの方はオリジナルインクのオーダーに利用するのでしょうか?

万年筆やそのインクについては初心者なので違いが分かりませんでした。

 

 

ギフト用ラッピング

最後にオンラインストアにあるギフトサービスもご紹介しようと思います。

ペンとインクの購入について、【定価+¥250】でギフトラッピングを施して貰えます。

デザインが落ち着いていて、プレゼントにぴったりですね。

 

今年はコロナウイルスの関係で忙しくしたこともあり、母の日に何も贈ることができなかったのでこちらのギフトを贈って一緒に使おうかなと考えています。

こういうサービスの存在はとてもありがたいです。

 

 

参考動画

Youtubeの方にカキモリさんのインスタライブの動画がアップされていたので、こちらも載せさせて頂きます。色んな小話や色味の説明が聞けて面白かったです。

 

【LIVE配信】カキモリローラーボールの使い方【ペン】

 

【LIVE配信】カキモリの顔料インク【万年筆インク】

 

 

まとめ

あまりに好みの商品だったので購入前にこんなに長々とした商品紹介を書いてしまいました。

デザインも非常にかっこいいので画像が載せられないのが残念です。

購入次第、書き心地や色味なども詳しくレビューを書こうと思います。

 

キモリにはローラーボールの他にも様々な文房具がありますので、気になる方はそちらもチェックしてみて下さい。オリジナルノートなどは必見です。

 

  

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カキモリ ローラーボールペンkakimori-onlinestore.com

 

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